ぬいぐるみを連れて旅をする「ぬい旅」が大流行しています。「ぬいちゃんと一緒に観光地を旅させてあげたい」という愛は本物です。でもぬい旅仲間と一緒に行ったときの費用精算は、愛とは正反対の現実です。
そもそもぬいは何人分としてカウントするのか
哲学的な問いから始まります。
旅館の夕食を予約するとき、人数は「人間の数」でカウントします。でもぬいちゃんを座布団の上に座らせて一緒に写真を撮りたい場合、「ぬい1体につき座布団をお借りできますか」と旅館にお願いすることがあります。このサービスが有料になった場合、費用の負担者は誰でしょうか。
ぬいの分は当然ぬいのオーナーが払います。でも全員が同じ要望を出した場合は均等割りでいいです。常識的に考えましょう。
ぬいへのお土産代が想定外にかさむ問題
ぬい旅の楽しみのひとつが「ぬいに似合うご当地グッズ探し」です。小さな着物、ご当地ストラップ、フォトフレーム……気づいたら人間のお土産より高額になっています。
「みんなのぬいに揃いのグッズを買おう!」となった場合、誰が先に払うかで揉めます。揉めた結果、財布を持っていた人が全員分を立替えます。後日精算を忘れます。ぬいが揃いのグッズを付けたまま3か月が過ぎます。
解決策: お土産屋での購入は清算くんにその場で記録。ぬいの数×グッズ代をすぐ入力しておけば後日「いくらだっけ」が発生しません。
「ぬいが映える宿」に引っ張られる問題
ぬい旅仲間の中には「宿の選定基準がぬいの映えかどうか」という人がいます。古民家の縁側、障子越しの光、坪庭の苔……ぬいが美しく撮れる宿は確かに存在します。そして大体の場合、そういう宿は普通の宿より高いです。
「ぬいちゃんのために!」という主張は愛があって正しいのですが、全員が同じ熱量でその宿を望んでいるかどうかは別の話です。宿泊費が高くなった場合の分担ルールは、予約前に決めておきましょう。
解決策: 清算くんの傾斜計算で「映え宿を強く推した人が差額を負担」も計算できます。愛には値段があります。
撮影会が始まると時間と費用の感覚がなくなる
ぬい旅の現地では必ず撮影会が始まります。「ここにぬいちゃんを置いて」「もう少し右」「光の当たり方が」……30分のつもりが2時間経過します。
その間にタクシーを待たせていた場合、待機料金が発生しています。誰も気づいていません。後でメーターを見て青ざめます。このケースは「撮影に参加した全員で割る」か「撮影を強く主導した人が多めに負担する」かを事前に決めておくことをおすすめします。
ぬいと仲間との旅を「ぬい」にしないために
ぬいちゃんと旅する時間は特別です。でも精算のトラブルが起きると、ぬいちゃんを見るたびに微妙な空気を思い出すことになります。それは避けたい。
清算くんで費用をリアルタイムに記録しておけば、旅の思い出はぬいちゃんと笑顔の写真だけで埋まります。精算はスマートに、旅はロマンチックに。